一条工務店のi-smartⅡで家を建てた、北海道在住のさどぴよ(@sadopiyo9)だよ!
私は一条工務店のi-smartⅡで家づくりをし、夢のマイホーム生活をスタートさせました。
新居での生活は総合的に満足度が高く「一条工務店にしてよかった」と思える充実の生活をしています。
しかし、残念ながら「納得できん!」という部分もあります。
その不満の1つをぶちまけた私のツイートがこちら。
こちらをツイートしたところ、意外にも多くの方から共感やこの形状の理由について、様々な声をかけていただきました。
それだけこの扉のデザインが奇妙だったということだよね???
ということで、今回は一条工務店のロスガードが「なぜ壁でなく扉で隠されているのか」「どうして扉が開閉しないのか」について皆さんからお寄せいただいたお話を参考にまとめさせていただきます!
「ロスガード」とは一条工務店の家に搭載されている熱交換システムのことです。
そして、そのロスガードを隠すために設置されているものが「ダサいダミー扉」です。
今回はTwitterで皆さんに教えていただいた内容を参考に2つのダサポイントについてまとめています。
「ロスガードのダミー扉」の2つの謎
まず初めに「ロスガードのダミー扉」の奇妙な点をまとめると・・・
- どうして壁ではなくダミー扉で目隠しするのか?
- どうして開閉できないダミー扉なのか?
いかにも、この2つが奇妙な点だと言えます。
開かないなら壁でいいし、扉なら開閉可能にして小窓やめたらいいのに・・・
ということで、早速2つの奇妙な点についての疑問に迫っていきたいと思います。
どうして、壁ではなくダミー扉で隠すのか
1つ目の疑問が「どうして、壁ではなくダミー扉で隠すのか」ということです。
こちらがロスガードを隠すための「ダミー扉」です。
扉の左下部分に不思議な切れ込みが入っているのがわかりますよね。
なにも知らない人がこの扉を見ると・・・
なにこの切れ込み・・・ 猫でも通るの??
なんかダサくない?
こんな風に思ってしまいます。
ロスガードのフィルターを交換をするための小窓が必要なのはわかりますが、小窓があるのであれば「扉でなくて壁にしてしまえばいいのに」と思ってしまいます。
しかし、壁ではなく扉型にしなくてはならない理由としてこのようなお話をいただきました。
壁ではなく扉型である理由は、「故障などによるロスガード本体の修繕や交換が生じた場合に開ける必要があるから」のようです。
機械である以上、長期的に考えると故障による修繕や交換のリスクはつきものですね。
もしも、扉ではなく壁でロスガードを埋めてしまうと、故障交換などの際に「壁を破る」という工程が発生してしまい費用や工事の手間が増えてしまいます。
そのような、長期的なメンテナンス性を考えたうえで壁ではなく扉型になっているようです。
※ダミー扉自体はビス留めされていて、緊急の際のみ工具で扉を外すという仕様のようですね。
どうして、ダミー扉は開閉ができないのか
2つ目の疑問が「どうして、ダミー扉は開閉ができないのか」ということです。
そもそも扉型なのですから、扉が開けば小窓はいらないのです。
実はこちらのダミー扉は元々は開閉する仕様でした。
私が一条工務店と契約を結んだ2019年3月〜着手承諾をした5月までの間では、少なくとも扉は開閉する仕様でした!(仕様変更の話も特にありませんでした)
竣工した2020年1月までの間に仕様変更があったのかな?
元々開閉する仕様だったのになぜ、不思議な小窓を作ってまで開閉しないようにしたのでしょうか。
謎が深まるところですが、その答えをこのように教えていただきました。
先ほどのあのん様からのリプライでも触れられていましたが、こちらの扉はロスガードから発生する「換気音」を減らすための仕様変更のようです。
確かに、私が住宅設計段階で入居宅訪問させていただいたi-smartオーナーさんも「ロスガードの音が気になる」というお話をされていました。
それに対して、新しい仕様のダミー扉は確かに室内に響く音は少ないように感じます。
そして、蓋を開けると換気音が確かに響きます。
このように、住み心地に大きく影響する「騒音問題」の対応として、開かない扉で密閉して音漏れを減らしているようです。
まとめ
今回は、一条工務店のロスガードが「なぜ壁でなく扉で隠されているのか」「どうして扉が開閉しないのか」についてまとめさせていただきました。
それぞれの理由は次のようにまとめることができます。
- 長期的視点で見た時に、故障交換のリスクがあり壁に埋め込むことができない(機械を壁に埋め込むなんて、冷静に考えたら無理ですよねw)
- 換気による騒音問題を、開閉できない仕様にすることで室内に音漏れしにくくするため
実際に換気音が気になるという声を反映しての仕様変更だと思いますので・・・
こんな感じの閃きがあったのでしょうか???
ダミー扉の問題を受けて一条工務店に対して思うことは・・・
- 仕様変更したなら教えてださいよ!営業さん!!!
- 「家は、性能。」がモットーな一条工務店は見た目よりもとにかく性能の追求なのだと実感した
この2つです。
「音の問題が良くなったものの、見た目が悪くなってしまった扉」を見て、「家は、性能。」がモットーな一条工務店さんらしい仕様変更だなとしみじみと感じました。
今後も様々な仕様変更が発生すると思います。
これから一条工務店で家づくりを考えている方は、急な仕様変更にも注意して営業担当の方に細かく確認をしながら計画を進めていくといいですね!
今回はTwitterにて様々なご意見をいただいて記事にさせていただきました。
ツイートを引用させていただきました「あのん@i-smart(@anon_ismart)様」、「ピッコロママ(@motizukimati)様」、そしていろいろなお話を聞かせてくださった皆様、大変勉強になるお話いただきをありがとうございました!
ほんじゃ!さどぴよでした!