一条工務店の性能に魅力を感じてi-smartⅡでマイホームを建てた私ですが、実際に生活してみると「ちょっとがっかり・・・」と感じるところもよくあります。
今回はそんな、「一条工務店のi-smartⅡで生活して残念に感じたところ」について紹介します。
- i-smartⅡで実際に生活して気づいた残念な部分
- i-smartⅡで改善してほしいと感じる部分
こんなことがわかる記事となっていますので、一条工務店での家づくりを検討中の方の参考になれば幸いです。
我が家の後悔ポイントについてはこちらの記事で紹介しているよ!
【一条工務店】i-smartⅡに住んで感じた失敗点・後悔ポイントをまとめました。
目次
i-smartⅡに住んで感じた残念なところ8選|がっかりポイントや改善してほしいところをまとめました
i-smartⅡで実際に生活をする中で感じた残念なところは次の通りです。
- 引き渡し時の美装が荒かった
- ハイドロテクトタイルがよく割れる
- 床が傷つきやすい
- ドアクローザーが壊れやすい
- フィルター清掃に手間がかかる
- 冬場の温度管理が難しい
- スマートキッチンの引き出しにA4サイズのバインダーが縦向きに入らない
- シューズボックスの姿見の位置が不自然
住み始めてから気づく部分が多くて、そのたびにしょんぼりするよ・・・
それぞれの残念ポイントについて詳しく解説していきます。
引き渡し時の美装が荒かった
クローゼットのポールに被膜のようなものの跡が残っていたり、階段下収納床のささくれがひどかったりと新居の割に汚いところは汚いままなのだと感じてしまいました。
一般的な美装の水準と比較したわけではありませんが、引き渡し直後に「新居なのになんでこんなに掃除しているんだろう」という気持ちは少なからずありました。
せめて目に付くところだけでも綺麗な状態で引き渡ししてほしかった・・・
ハイドロテクトタイルがよく割れる
i-smartⅡのオプションの中でも高額なオプションの1つであるハイドロテクトタイル(標準仕様設備じゃないんですよね)。
外壁への汚れが付きにくく、長く使えるということで勧められるオプションです。
しかし、ハイドロテクトタイルは普通のタイルと同じように破損します。
i-smartⅡは木造建築のため、乾燥に伴う躯体の伸縮などの影響でタイルにひびが入ることはよくあるようです。
営業担当から「ハイドロテクトタイルはメンテナンスフリー」といわれる場合もあるかと思いますが、これは汚れに関してのメンテナンスフリーという意味です。
決して破損しない頑丈なタイルだということではありませんので注意しましょう。
2年目点検のタイミングでひび割れ箇所の張替えを依頼しているよ・・・
床が傷つきやすい
床が傷ついてしまう点については他のメーカーの場合でも同じかと思います。
しかし、子どもが床に物を落とすだけで簡単に床がへこんでしまうのはちょっと残念です。
このように、床にものがものが落ちたときについたであろうヘコみ傷が至るところにあります。
意外と簡単に傷がついてしまうんだなとちょっぴり残念・・・
床の汚れや傷つきを防ぐためにコーティングを施工する方も多いようです。
ドアクローザーが壊れやすい
標準仕様の引き戸には勢いよく扉が閉まることを防止するドアクローザーがついています。
このドアクローザーは無理な力を加えて開け閉めすると簡単に壊れてしまいます。
以前書いた記事の「【一条工務店】i-smartⅡに住んで感じた失敗点・後悔ポイントをまとめました。」でも触れていますが、来客が開け閉めするドアについてはスライドドアにしておくべきでした。
油圧式のドアクローザー特有の課題ではありますが、あまりにも簡単に壊れるのでちょっと残念です。
2年目点検までに4回交換を依頼しているよ・・・
フィルター清掃に手間がかかる
月に1回、フィルター清掃のランプが点灯して掃除を促されます。
月に1回の頻度って意外と短い期間だから、こないだ掃除したと思ったらすぐにランプが付いているよ・・・
掃除自体は簡単な作業ですので、毎月の定例行事と考えれば大したことではありません。
しかし、入居2年経つと「なんかめんどくさいな・・・」と感じずにはいられません。
また、半年に1回のフィルター交換もあります。たったの半年でも意外とフィルターは汚れています。
半年後のフィルターの汚れ方を見ると、面倒でも月1回の掃除はするべきといえますね。面倒ですが。
冬場の温度管理が難しい
一条工務店最大の特徴は全館床暖房標準装備というところです。
床暖房の特性上、細かい温度調節がとてもむずかしいです。
特に、「急いで温度を上げたい・下げたい」というような急な温度調整が非常に難しいです。
温度を下げるために窓を開けて外気を入れることもたまにあるよ・・・
せっかく部屋を温めたのになんだかもったいない・・・
少し温度をあげようと思ったのに暑くなりすぎたりということが多いように感じます。
2年間住んでいて、微妙な温度調整のコツを未だに掴めていないです。
家の中が温かいことはとても重要ですが、細かい温度調整のしやすさも大切だったと感じています。
スマートキッチンの引き出しにA4サイズのバインダーが縦向きに入らない
これはわざとA4のバインダーが入らない設計にしているのでしょうか??
住宅設備の取扱説明書はほとんどがA4サイズとなっており、引き渡しの時に受け取る取扱説明書とマニュアルはA4バインダーに綴られて渡されます。
取扱説明書もマニュアルも見たいときにすぐ出せるように、「キッチンカウンターのリビング側の引き出しにしまいたい」というニーズを持つ方は私以外にもいるのではないでしょうか。
しかし、残念ながらキッチンカウンターの引き出しにはA4のバインダーを縦向きに入れることはできません。
キッチンカウンターの引き出しに入れていた時期もあったけど、出すたびに引き出しごと取り外すのが面倒で移動したよ・・・
シューズボックスの姿見の位置が不自然
i-smartⅡではシューズウォールとシューズボックスのどちらかを選ぶことができますが、我が家はシューズボックスを採用しました。
縦長のシューズボックスには扉の内側に姿見がついています。しかし・・・
玄関ホール側の扉の内側に姿見がついています。
自慢するほど広い玄関でもないのに、外出前に姿見を見ようと思ったときにわざわざ玄関ドア側に回り込む必要があります。
できればこちら側の扉に姿見がついていてほしかったです。
姿見の位置が左右選べるのかの説明、提案もなかったです。これはなかなか残念です。
もし変更可能だったなら玄関ドア側につけていたよ・・・
変更できないならぜひ取付位置の指定ができるようにしてほしい・・・
まとめ
今回は、「【一条工務店】i-smartⅡに住んで感じた残念なところをまとめました。【がっかり8選】」について記事を書きました。
一条工務店のi-smartⅡは機能性が高く住み心地が良いイメージが強いですが、2年間も住んでいると「残念だな」と感じるところが見えてきました。
設備のメンテナンス関係は仕方のないところですが、「引き渡し時の美装」や「スマートキッチン引き出しの奥行き」については、なにか対応・対策があるといいなと感じます。
これから家づくりを進めようと検討している方の参考になれば幸いです。