一条工務店のi-smartⅡで家を建てた、
北海道在住のさどぴよ(@sadopiyo9)です!
以前、当ブログで「【一条工務店】1年間にかかった電気代はいくら?|北海道に建てたi-smartⅡの電気代を大公開します! 【1年目】」という記事を投稿しました。
今回は、2021年にかかった電気代の集計をもとに1年間にかかった電気代を紹介していきたいと思います。
今回の記事を読むことで・・・
- 北海道に建てた一条工務店の家の1年間の電気代がイメージできる
- 一条工務店の家の電気代が一般的に安いかどうかがわかる
- 一条工務店の電気代が家の快適さと釣り合いが取れているのかがわかる
こんなことがわかるような内容となっています。
過去記事で電気代を紹介した際にも同じことを言いましたが、あくまでも他人の家の電気代ですので今回の記事は参考データでしかありません。
ですが、「普通に生活したら北海道だとこれくらいかかるのね」という判断材料くらいにはなるかと思います。
営業の「電気代がお安いですよ!」に不安や疑問を抱いている方はぜひ参考までに読んでいってください。
目次
一条工務店・i-smartⅡに暮らしてかかった1年間の電気代|北海道の太陽光無しi-smartⅡの電気代はこれくらいです。
電気代の紹介の前にまずは前提条件となる我が家のスペックや家族構成を簡単にまとめました。
- 北海道で一番人口の多い都市在住
- 32.5坪(4LDK)
- 太陽光搭載無し
- 主な電気設備(床暖房エコヌクール・給湯器エコキュート・エアコン霧ケ峰・深型食洗器)
- オール電化
- ほくでんエネとくスマートプラン加入
- 3人家族(ワイ・嫁・息子0歳)
- 嫁育休中(日中も割と電気使ってます)
まあ、ざっくりとこんな感じです。
あまりにもざっくりなので、詳しい家のスペックについてはこちらから確認してください笑
簡単なスペックを踏まえた上で、2021年に我が家にかかった電気代は・・・
ずばり、「170,740円」でした。
1年間にかかった電気代は170,740円|ひと月平均14,228円!
我が家が2021年に費やした電気代は「170,740円」でしたので、ひと月平均「14,228円」となります。
大体14,000円ってところか!
前回調べた時はどれくらいだったっけ?
ちなみに過去記事で紹介した「入居後1年目の電気代」は年額「176,523円」でひと月平均「14,710円」という結果でした。
てことは、
やっぱり我が家の電気代は平均14,000円ってイメージだね。
この結果から北海道の太陽光無し一条工務店の電気代は大体「14,000円台」なんだなというイメージは持てると思います。
電気代を見てどう感じますか?高いですか?安いですか?
私はぱっと見、「そんなに安くないんやな・・・」と思ってしまいますが、正直この金額だけ見ても判断できないですよね。。。
と、いうことで、1年間にかかった電気代をもう少し分析するために、今度は月別にかかった電気代を見ていきましょう。
1年間にかかった電気代を月別に分析|気温が下がる冬は要注意!
こちらが電気代と電気使用量を月別にまとめた表になります。
月 | 電気代 | 電気使用量 |
---|---|---|
2021年1月 | 27,329円 | 1,125kWh |
2021年2月 | 22,157円 | 895kWh |
2021年3月 | 20,090円 | 797kWh |
2021年4月 | 17,503円 | 614kWh |
2021年5月 | 12,948円 | 534kWh |
2021年6月 | 8,260円 | 293kWh |
2021年7月 | 7,949円 | 271kWh |
2021年8月 | 10,060円 | 339kWh |
2021年9月 | 8,512円 | 276kWh |
2021年10月 | 8,406円 | 278kWh |
2021年11月 | 11,412円 | 401kWh |
2021年12月 | 16,114円 | 592kWh |
合計 | 170,140円 | – |
2万円をこえる月もあれば1万円を下回る月もあるね・・・。
傾向としてはどの季節が高くなっているのかな?
どの時期の電気代が高くなるかが視覚的にわかりやすいように簡単なグラフを用意しました。
これを見ると一目瞭然、寒い時期は電気代が高くなる傾向が見られます。
冬は外の気温もお財布も寒い!!!
寒い時期に電気代が高くなる要因として考えられることはこちらです。
- 床暖房を起動するため
- ヒートポンプ式の電気設備(給湯器エコキュートや床暖房エコヌクール等)の室外機がたくさん動く
大きくはこちらだと思われます。
やっぱり床暖房は快適だけど電気代かかるよね~
床暖房を起動する前後で電気代が大幅に違います。
2021年は5月中旬に停止、10月下旬に試運転を開始しました。
表やグラフの数字と床暖房の使用期間を照らし合わせても、床暖房が電気代に与える影響はやはり大きいと感じます。
一条工務店の家の電気代は本当に安いの?
ここまで、我が家が2021年に費やした電気代を紹介しました。
私はそこまで電気代が安いなとは感じていませんが・・・
- 北海道の家の一般的な電気代
- 家の快適さ
この2つを考慮したときに果たして電気代に対してどのように感じるのでしょうか。
単純に金額だけ見ても高いか安いかって判断しにくいからね・・・。
それぞれ順番に比較検討していきたいと思います。
北海道の平均的な電気代との比較|相対的に一条の電気代が安いか考える
北海道の平均的な電気代がどれくらいか皆さんご存じでしょうか。
ちなみに筆者は知りません!
ということでちょっと調べてみました!
北海道総合政策部のサイトに掲載されている家計調査データによると、令和2年度の電気代・ガス代の平均値は次のようになっているとのことです。(※調査対象や範囲については北海道サイトの該当ページ参照)
北海道家計調査・光熱費(電気・ガス)の抜粋
期間 | 電気代平均 | ガス代平均 | (電気代+ガス) |
---|---|---|---|
2020年1~3月 | 17,829円 | 5,429円 | 23,258円 |
2020年4~6月 | 13,731円 | 3,808円 | 17,539円 |
2020年7~9月 | 9,483円 | 3,135円 | 12,618円 |
2020年10~12月 | 9,222円 | 3,516円 | 12,738円 |
上記の平均値を使って、北海道の家の光熱費を算出すると・・・
北海道家計調査・光熱費(電気・ガス)から算出した北海道民の光熱費合計額
期間 | 電気代平均×3ヶ月 | ガス代平均 ×3ヶ月 | (電気代+ガス) |
---|---|---|---|
2020年1~3月 | 17,829円×3 =53,487円 | 5,429円×3 =16,287円 | 69,774円 |
2020年4~6月 | 13,731円×3 =41,193円 | 3,808円×3 =11,424円 | 52,617円 |
2020年7~9月 | 9,483円×3 =28,449円 | 3,135円×3 =9,405円 | 37,854円 |
2020年10~12月 | 9,222円×3 =27,666円 | 3,516円×3 =10,548円 | 38,214円 |
合計 | 150,795円 | 47,664円 | 198,459円 |
こんな感じになります。
光熱費のひと月当たりの平均値は「16,538円」となっています。
我が家がオール電化であることに対して電気ガス併用のデータを引用しているので比較対象としてふさわしいかは微妙ですが、北海道の主要10市の平均的な電気・ガス代ということで参考にはなるかと思います。
ということで、このデータから北海道の他の家の光熱費の平均値と比較すると我が家の電気代は比較的安いということが言えそうです。
月々2,000円程度分、安くなっていると考えたら
まあまあましな金額にも思えてくるかな・・・。
では次に、家の快適さと電気代の関係性についても触れていきたいと思います。
電気代と快適さの比較|消費電力の多い電気設備が我が家にもたらしている恩恵
ただ何もしていないのに電気代を取られているわけではなく、当然、電気を使うことによって得ている恩恵があります。
我が家に恩恵をもたらしてくれる設備はこちらです。
- エアコン
- 床暖房
- 給湯器
- 食洗器
大体、電気を使っていそうな設備はこんなところですね。
それぞれの設備から得ている恩恵を簡単にまとめるとこんな感じです。
- エアコン・・・夏の気温が高い日に涼しい空気を供給してくれる。床暖房故障時の予備暖房にもなる。
- 床暖房・・・全館敷設可能で家中どこでも温めてくれる。
- 給湯器・・・一日のお湯の使用量を学習して最適な量のお湯を沸かしてくれる。
- 食洗器・・・食器をぶち込めば勝手に食器を洗ってくれる。
クッソざっくりですみません。
しかし、電気代を払っている対価として、家で過ごす快適さという恩恵を受けているということには間違いありません。
特に床暖房は個人的にとてもお気に入りです。床暖房に惚れて一条工務店を選んだ者として、電気代がかかろうが代えがたい暖房器具です。(参考:私が一条工務店を選んだ理由)
ほしい設備をしっかりと活用したうえで、北海道の平均的な光熱費よりも下回っている。
そう考えると、「安いといわれたら確かに安いのかな?」という気持ちにもなってきます。
まとめ|一条工務店の家の電気代は特別に安いわけではないが、快適な室内環境の維持とのバランスが取れている。
今回は、2021年に我が家が費やした電気代を紹介しました。
内容を簡単にまとめると・・・
- 2021年にかかった電気代の合計は「170,740円」!
- ひと月平均を算出すると「14,228円」!
- 北海道主要10市の光熱費ひと月平均は「16,538円」!
- 北海道主要10市の平均と比較すると「2,000円程度安い」!
- 費用対効果で考えると「床暖房など様々な恩恵を受けられる」!
だいたいこんな内容です。
インスタグラムやツイッターを見ると、太陽光パネルの活用や電気設備の稼働時間の工夫、電力会社変更などで月々の光熱費を数千円に押さえている猛者も見かけます。
正直、尊敬。。。
太陽光が前提の場合が多いからただただうらやましい・・・。
しかし、北海道在住・太陽光費搭載の一条工務店の現実はこんな感じです。
ただ、賃貸時代とそれほど変わらない光熱費で、戸建ての家で生活できていると考えると安いものだと思えたりもします。
だけど、安い高いの感覚は人それぞれだからね~
もし、一条工務店での家づくりを考えている方は、ぜひ今回紹介した情報を参考にしてみてくださいね!
ほんじゃ、さどぴよでした!