一条工務店・i-smartⅡのスマートバスの浴槽蓋は「取っ手ありタイプ」と「取っ手なしタイプ」の2種類から選べます。
2種類といっても一見、取っ手があるかないかくらいの差ですのでどちらを選べばいいか判断が難しいです。
今回はそんなスマートバスの浴槽蓋について解説していきます。
- スマートバス浴槽蓋の「取っ手あり」と「取っ手なし」のそれぞれの特徴
- 「取っ手あり」と「取っ手なし」のどちらのタイプを選ぶべきかの基準
こんなことがわかる記事となっていますので、一条工務店での家づくりを検討中の方の参考になれば幸いです。
i-smartⅡ・スマートバスの浴槽蓋のスペックの比較
まずは、「取っ手あり蓋」と「取っ手なし蓋」のスペックを比較してみましょう!
比較項目 | 取っ手ありタイプ | 取っ手なしタイプ |
---|---|---|
重量 | 2.5kg/枚 | 2.0kg/枚 |
サイズ | 720mm×720mm | 720mm×720mm |
断熱材 | ウレタン断熱材 | 真空断熱材 |
販売価格 | 13,420円 | 15,840円 |
当たり前ですが、本体のサイズは同じで重量と価格に差があります。(価格はあとから購入した場合の金額です。建築時はどちらも標準設備として追加料金なしで導入できます)
そして、お湯の温度を保つための断熱材にも違いがあります。
一般的に、ウレタン断熱材よりも真空断熱材のほうが断熱性能が高いため、「お湯の温度を保つ性能」については取っ手なしタイプのほうが高いといえます。
では、取っ手ありタイプと取っ手なしタイプそれぞれのメリット・デメリットについて解説していきます。
取っ手ありタイプ・取っ手なしタイプの特徴|メリット・デメリット
それぞれの蓋のメリットとデメリットをまとめました。
取っ手ありタイプ | 取っ手なしタイプ |
---|---|
完全に正反対の性能を持っているように見えるね
一見、真逆の性能を持っているように見えますが、取っ手ありタイプについても断熱材が使用されていることから一定の断熱性能は持っています。
ですので、「お風呂を夜に沸かしてその日のうちに家族全員が入浴する家庭」であれば取っ手ありタイプで十分だと思います。
逆に、家族で入浴時間がバラバラであったり、翌朝もお湯に浸かって入浴したい方は取っ手なしタイプを選ぶのがおすすめでしょう。
一方、開閉のしやすさは大きな差と言えます。
1枚あたり2キロを超える蓋なので、取っ手の有無は使い勝手に大きな差を生むからです。
高齢になってからも一条工務店で建てた家に住み続けることを想定すると、少しでも軽く持ちやすい蓋を選んでも良いかもしれません。
これまでの話をまとめると次のようになります。
確認事項 | 取っ手あり | 取っ手なし |
---|---|---|
家族全員がその日のうちに入浴する | ||
翌朝もお湯につかって入浴したい | ||
毎日お湯を変える | ||
子どもを見ながら蓋の開閉をすることがある | ||
子どもや高齢者が蓋の開閉をすることがある |
その日のうちに家族全員の入浴が済むなら取っ手ありタイプの方がメリットが大きいね!
やはり、毎回入浴するたびに蓋の上げ下げをするのは相当な負担です。
開閉がしやすく、一定の保温性能も備えていることから取っ手ありタイプの方がメリットが大きい気がします。
まとめ
今回は「【一条工務店】i-smartⅡスマートバスの浴槽ふたは取っ手ありとなしどっちを選べばいい?|それぞれの蓋の特徴と選ぶときのポイント」について記事を書きました。
「毎日お湯を入れ替えるか」、「家族の入浴時間」、「翌朝もお湯に浸かって入浴するか」の3つが蓋を選ぶときのポイントになるかと思います。
我が家は「取っ手なしタイプ」を選びましたが、開閉面での使い勝手に少し不満があることと、毎日お湯を入れ替えることを考えると「取っ手ありタイプ」の浴槽蓋でも良かったかなと後悔しています。
今回の記事が、これから一条工務店で家づくりをする方の参考になれば幸いです。