一条工務店のi-smartⅡで家を建てた、
北海道在住のさどぴよ(@sadopiyo9)です!
当記事は、我が家で採用したオプションを入居後の使い勝手を踏まえて評価する、「i-smartⅡ採用オプション評価シリーズ」の第3回目です。
3回目となる今回は、「ハイドロテクトタイル」の評価を紹介します。
- 実際の使い勝手を参考にオプション選びをしたい!
- オプション選びで失敗したくない
- おすすめのオプションを探したい
このような方の参考になれば幸いです。
シリーズ第1回目の記事はこちらから、
シリーズの前回記事はこちらから、
我が家で採用した全オプションはこちらからご覧ください。
目次
ハイドロテクトタイルの基本スペック
まずは簡単に、我が家が採用した「ハイドロテクトタイル」のスペックについて紹介します。
オプション情報
オプション名 | ハイドロテクトタイル |
カラー | メイン:ホワイト アクセント:ピンク |
オプション価格 | 486,600円 |
ハイドロテクトタイルはi-smartⅡのオプションの中でも高額オプションの1つです。
そして、営業や設計からおすすめされるオプションの1つでもあります。
我が家の打ち合わせでも激推しされたオプションだよ。
どのように勧められるかというと・・・
- ハイドロテクトタイルをこの金額で全面施工できるのは安いですよ
- ハイドロテクトタイルは汚れに強くてメンテナンスが必要ないですよ
- 色落ちもしないので塗り替えの必要が無いですよ
- ハイドロテクトタイルを採用すると外観のカラーを変えることができますよ
こんな風に言われるとメリットだらけで採用してもいいかなと思ってしまいますよね。
実際にハイドロテクトタイルを採用した我が家でしたが、実際の評価はどうなのでしょうか。
早速評価していきたいと思います。
ハイドロテクトタイルの評価
ハイドロテクトタイルに対する評価はこちらです。
(頻度が多いほど高評価)
(見た目がよく使いやすいほど高評価)
(頻度が少ないほど高評価)
(回数が少ないほど高評価)
(全採用オプション中で金額順位が低いほど高評価)
(5項目の平均値)
それでは各項目の評価について詳しく解説するよ。
ハイドロテクトタイルの使用頻度
- 特に自分自身が使用するオプションではない
ハイドロテクトタイルはどちらかというと「外観の見栄えをよくするオプション」だと思います。
また、見栄えもよくしつつ汚れを防ぐことで長期的なメンテナンスを不要にするものです。
私の場合も「見た目」と「長期的なメンテナンス」という視点で採用しました。
ハイドロテクトタイルを導入したからといって生活の質が劇的に上がるものではないことから「評価1」としました。
ハイドロテクトタイルの使いやすさ(見た目の評価)
- 自分自身が日常的に使用するオプションではない
- カラーバリエーションが少なく他のi-smartⅡの外観と差別化が難しい
- i-smartⅡの建築事例を参考に同じカラーリングを実現しやすい
日常的に自分自身が使用するものではないので、どちらかというと「見た目をよくするオプション」という印象です。
標準仕様のタイルだと「ホワイトカラー」の1色になってしまいますので、少しでも好きな色で外観を整えたいと考えている方は採用すべきでしょう。
しかし、ハイドロテクトタイル自体もカラーバリエーションが少ないことが特徴です。
このカラーバリエーションの少なさは「一条工務店は外観が同じ家が建つ」と言われてしまう原因となり、結果として「一条工務店はダサい!」と言われているように感じます。
カラーバリエーションが少ないことから、メインカラーとアクセントカラーの組み合わせを選ぶのも難しいです。
ただし、逆に考えるとi-smartⅡの気に入った建築事例の外観をまねしやすいとも言えます。気に入った建築事例の再現性が高いという面では少しプラスな気もしますね。
今回は、実際に自分自身が使うオプションではない点やカラーバリエーションが少ないことを踏まえて「評価2」としました。
ハイドロテクトタイルのメンテナンス頻度|日々のメンテナンスはなし
- 汚れを自然に分解するため掃除が不要
- 特別なメンテナンスは不要
- 定期的な貼り換え・塗り替えが不要
ハイドロテクトタイルの見た目以外のセールスポイントは「汚れを自然分解するためメンテナンスフリー」だということです。
さすがに、営業担当者も、なんなら一条工務店が企業として全面的に宣伝しているだけあって目立った汚れは1つもありません。
10年後、20年後もこの状態が続くのであれば、貼り換えも塗り替えも不要だと思います。
日常的・定期的なメンテナンスが不要であることから「評価5」としました。
ハイドロテクトタイルの故障回数|2年間で多数のひび割れ・落下するタイルもある
- 2年目点検までにひび割れが多数発生
- 落下しているタイルもある
- 2年目点検時に貼り換え実施
- 大規模な破損は今のところ見られない
ハイドロテクトタイルはメンテナンスフリーという営業の話から、壊れにくいタイルであると勘違いしがちです。
実は、ハイドロテクトタイルもひび割れが起きてしまいます。
まだ原因不明です…
— さどぴよ@一条愛が止まらない家系ブロガー (@sadopiyo9) October 3, 2020
他にもクラックの入っているタイルを一枚見つけました…
ハイドロテクトタイルは数十年メンテナンスフリーが受け売りなはずなのに…💧
とりあえずメンテナンスの方に連絡して調査してもらいます! pic.twitter.com/yUCz9yyWtk
ツイッターのフォロワーさんからも、
- よくひび割れが発生する
- 建物の躯体の伸縮によってはひび割れが起きることもある
という声が聞こえてきました。
また、我が家ではたまにハイドロテクトタイルが落下していることもあります。
『我が家のハイドロテクトタイルが…』
— さどぴよ@一条愛が止まらない家系ブロガー (@sadopiyo9) October 3, 2020
今日、外に出ると足元に白い物体が落ちていました。恐る恐る手にとって外壁と合わせてみると…
「うちの外壁やん!」
週明けにメンテの連絡します💧
ハイドロテクトタイルって強度高そうなイメージだったけど意外と簡単に割れるものなのでしょうか?? pic.twitter.com/Z9vnOq2f3Q
ひび割れはよくある話のようですが、落下はあまり聞かないようです。
工事担当者の方もタイルの落下はあまり聞いたことが無いようでした・・・。
タイルが落下していたこともあり、2年目点検のタイミングで「割れているタイルの貼り換え」と「タイルの打診点検」を実施してもらいました。
2年目点検のタイミングで修理を依頼していますが、大規模な修理が必要なほどの故障はありませんでしたので「評価2」としました。
ハイドロテクトタイルのオプション導入価格|全採用オプション中最高額
- 全採用オプション中最高額
- ハイドロテクトタイルを採用していなければ他のオプションがたくさん導入できる
ハイドロテクトタイルの導入価格は「486,600円」でした
これは、我が家に導入されているオプションの中で、最も高額なオプションとなります。
図で見ると、全オプションの導入金額の1/4はハイドロテクトタイルが占めているのがわかるね。
「たられば」の話ですが、もしハイドロテクトタイルの施工を取りやめしていれば金額面で折り合いがつかなかったオプションがたくさん導入できたと感じます。
今回の評価では単純なオプション導入金額を評価していきますので「評価1」としています。
まとめ|オプション費用を抑えたいならハイドロテクトタイルを採用しないのもあり
今回は、我が家で導入したオプションを評価するシリーズの第3回目として、「【一条工務店】i-smartⅡ採用オプション評価Part3|ハイドロテクトタイル」について記事を書きました。
改めて評価を見ると・・・
(頻度が多いほど高評価)
(見た目がよく使いやすいほど高評価)
(頻度が少ないほど高評価)
(回数が少ないほど高評価)
(全採用オプション中で金額順位が低いほど高評価)
(5項目の平均値)
総合評価2という結果になりました。
我が家ではハイドロテクトタイルを採用していますが、標準タイルを選択して浮いたお金を生活の質に直結するオプションに使ってもよかったかなと思います。
もし、i-smartⅡで家づくりをする際に「採用したいオプションがあるけど金額の折り合いがつかない・・・」という状況になった時はハイドロテクトタイルを取りやめしてもいいかもしれません。
しかし、汚れが付きにくいという面についてはしっかりと効果を発揮してくれています。
鳥のフンがついて汚れていても、放っておけば綺麗になっています。これはうれしい。
ハイドロテクトタイルを採用することで得られるメリットと高額な割に意外と破損してしまうことを総合的に考えて、採用するかどうかを検討しましょう。
当記事がオプション選びの参考になれば幸いです。