一条工務店のi-smartⅡで家を建てた、
北海道在住のさどぴよ(@sadopiyo9)です!
当記事は、我が家で採用したオプションを入居後の使い勝手を踏まえて評価する、「i-smartⅡ採用オプション評価シリーズ」の第9回目です。
9回目となる今回は、「オールメタルIH」の評価を紹介します。
- 実際の使い勝手を参考にオプション選びをしたい!
- オプション選びで失敗したくない
- おすすめのオプションを探したい
このような方の参考になれば幸いです。
シリーズ第1回目の記事はこちらから、
シリーズの前回記事はこちらから、
我が家で採用した全オプションはこちらからご覧ください。
目次
オールメタルIHの基本スペック
まずは簡単に、我が家が採用した「オールメタルIH」のスペックについて紹介します。
オプション情報
オプション名 | オールメタルIH |
商品名 | Panasonic製・KZ-XPS575 |
オプション価格 | 66,000円 |
標準設備として付属するIHヒーターでは「IH対応調理器具」しか使うことができません。
しかし、オールメタルIHをオプションで採用することで全ての調理器具をIHで使うことが可能となります。
もともと使っていた調理器具を新居でも使い続けたい人にとってこれはうれしい!
また、オールメタルIHに変更することで内部グリルが「ラクッキングリル」と呼ばれる上位モデルへと変更されます。
我が家はもともとグリルの使用頻度が高くない過程だけど・・・
実際に入れたらどのくらい使うかな?
と思いつつも、
- 賃貸時代から使っている調理器具をそのまま利用できる
- 新居に移ったらグリルを積極的に使ってみよう
という理由でオールメタルIHを採用しました。
では、そんなオールメタルIHをみていきましょう。
オールメタルIHの評価
オールメタルIHに対する評価はこちらです。
(頻度が多いほど高評価)
(使いやすいほど高評価)
(頻度が少ないほど高評価)
(回数が少ないほど高評価)
(全採用オプション中で金額順位が低いほど高評価)
(5項目の平均値)
それでは各項目の評価について詳しく解説するよ。
オールメタルIHの使用頻度|ほぼ毎日料理で使用もグリルの使用頻度は低い
- 料理の際に毎日使用
- グリルの使用頻度は2週間に1回程度
「使用頻度の高い設備に優先的にオプションを入れる」という考え方をするのであれば、必然的に優先順位が高くなる設備といえます。
料理の際に毎日使用って書いてますが、そんなの当たり前だよね。
しかし、IHヒーターの使用頻度が高いことに対して、内部のグリルの使用頻度はかなり低いです。
我が家のグリルの使用頻度はおよそ2週間に1回程度です。それも、魚を焼くかパンを焼くかの2択です。
これはお世辞にも使いこなしているとは言えない・・・
後述しますが、グリルは臭い残りや掃除の手間があるため、気軽に使いにくいという感覚があります。
毎日IHヒーターを使うのは当たり前ですが、オプションとしてグレードアップしたグリルを使う頻度が少ないことから「評価3」としました。
オールメタルIHの使いやすさ|多彩な機能があるが全てを使いこなすのは難しい
- IH対応調理器具を選ぶ必要が無い
- 機能がたくさんあるが全てを使いこなすのが難しい
オールメタルIHに限らず、IHヒーター全般に共通することかもしれませんが、機能が多すぎてすべての機能を使いこなせていません。
加熱機能はもちろん、湯沸かしや揚げ物機能をよく使うよ。
それ以外の機能はよくわからないよ・・・
特に、グリルについては多彩な調理メニューがあるためすべてを使いこなすのが難しいです。
それほど料理が好きなわけでもないし、
わざわざグリルでの調理メニューを調べながら料理をするのは手間にすら感じてしまう・・・。
そもそも、毎日凝った料理をするわけでもない我が家には多彩な調理メニューは不要でした。
多彩な調理メニューを必要としていないということもありますが、機能を使いこなせていないので「評価3」としました。
オールメタルIHのメンテナンス頻度|グリルは使うたびに手入れが必要
- グリルは使用後に必ず手入れが必要
- グリル以外の手入れは拭き掃除のみ
グリルでの料理が敬遠される最大の理由は「後片付けが面倒」だからだと思います。
後片付けといっても・・・
- 調理後のグリルプレートを洗う
- 調理後のグリル内を掃除する
- 乾いたグリルプレートを戻す
このくらいの手順しかありません。
しかし、グリルプレートはそれなりに重さがあるため扱いにくく、焦げ付きがあるとなかなかスポンジ洗いだけでは汚れが落ないため後片付けは手間です。
特にグリル内の掃除を怠ると臭いがなかなか取れなくなっちゃうよ。。。
グリルでの調理に慣れていない私にとっては片づけはとても手間に感じます。
ただし、IHヒーター面は基本的に拭き掃除だけで綺麗を保つことができます。こちらは手間いらずで楽です。
IHヒーター面の掃除は楽ですが、グリルの手入れがやや手間がかかることから「評価3」としました。
オールメタルIHの故障回数|大きな故障はなし
- 2年目点検までに1度も故障無し
ほぼ毎日使用していますが、2年目点検までに大きな故障は一度もありません。
大きな故障もなく、安心して使えていますので「評価5」としました。
オールメタルIHのオプション導入価格|全採用オプション中上から8番目
- 導入価格66,000円は全オプション導入価格中上から8番目
- 調理器具をIH対応に買い替えする方が安い
- グリルを多用しない場合はコスパは低い
オールメタルIHの導入価格は「66,000円」でした
これは、我が家に導入されているオプションの中で、上から9番目の金額となります。
オールメタルIHに変更することで、IH非対応の調理器具も使うことができます。
しかし、66,000円のオプション費用があればIH対応の調理器具に買い替えは十分できます。
新居には新しい家具家電を買うという方も多いので、併せてIH対応調理器具に買い替えするのもいいね!
IH非対応の調理器具を使うことにこだわりが無いのであれば、オールメタルIHに変更する必要はないかもしれません。
また、オールメタルIHに変更することでグレードアップしたラクッキングリルについても、グリルでの調理をあまりしない家庭の場合はあまり効果がありません。
まさにうちはラクッキングリルの効果を存分に得られていないよ・・・
導入金額も全導入オプションの中でトップ10に入ることから、「評価2」としました。
まとめ|グリルの使用頻度が低い家庭なら優先しなくてもOK
今回は、我が家で導入したオプションを評価するシリーズの第9回目として、「【一条工務店】i-smartⅡ採用オプション評価Part9|オールメタルIH」について記事を書きました。
改めて評価を見ると・・・
(頻度が多いほど高評価)
(使いやすいほど高評価)
(頻度が少ないほど高評価)
(回数が少ないほど高評価)
(全採用オプション中で金額順位が低いほど高評価)
(5項目の平均値)
総合評価3という結果になりました。
設計の打ち合わせ段階では、「IHヒーターは毎日の生活の中でも利用頻度が高い住宅設備」であることから、グレードアップで使い勝手が向上すると考えていました。
しかし、実際に導入してみて「実は標準のIHヒーターで十分だったのでは?」と感じてしまいます。
オールメタルIHヒーターを導入するかしないかを考えるポイントとして・・・
- IHに対応していない調理器具を使うシーンがどれだけあるか
- グリルを使った調理をどのくらい行うのか
この2つが大きな判断材料だと思います。
IH非対応の調理器具を使う予定があり、グリルを使った料理をよくする家庭であれば十分なパフォーマンスが期待できますよ。
当記事がオプション選びの参考になれば幸いです。